この記事を書いた人

釣り歴25年の20代。

ルアーメーカーの元モニター。

魚を追う日々から子育てに追われる日々に。

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ハンドメイドルアーの作り方①〜はじめに〜

ルアーフィッシング

ハンドメイドルアーとの出会い

小学生の時、よく父に連れられ中禅寺湖でトローリングをしていました。

その時、タックルボックスの中のルアーに目が止まります。

他のルアーと明らかに雰囲気の違うのです。

それは、ナベミノーとムラセミノーでした。

独特なフォルム。

工業製品にはない美しさ。

私のハンドメイドルアーとの出会いです。

人生を変えた2冊の本

中学生になると「ルアーを作りたい!」という思いが湧き出てきました。

そんな時、父から手渡された2冊の本。

その昔バサーだった父もまた、ルアーを作っていたそう。

夢中で読みました。

そして、ハンドメイドルアーならではの美しさに惚れ惚れした記憶があります。

中でもウッドベイトのリアルさ、HMKLの不変的な美しさの虜に。

暇を見つけてはハンドメイドルアーを制作してきました。

ウッドベイトを参考に。

見様見真似で作成したウッドベイト。

見た目は及第点。

しかし、バランスが悪く、泳がない。

ルアーは美しさだけでなく、釣れる泳ぎがないとルアーではありません。

左右対称が必ずしもバランスが取れる訳ではないのです。

1つ1つの木の個性。

当然、バラツキがあります。

これを理解して作らねばならないことを身をもって学びました。

繊細なカラーリングを求めて

もっと繊細なカラーリングを。

幅広い表現を。

いつしかそんな思いが溢れてきました。

そんな思いから、大学生になるとアルバイトで得たお金でエアブラシを導入。

なけなしのお金で、少しでも安く買おうとヤフーオークションに齧り付く日々。

運良く、落札できました。

そこからはカラーリングの幅が一気に広がりました。

缶スプレーで塗装していた時とは雲泥の差。

エアブラシによる初めてのルアーの塗装です。↓

完全オリジナルのシンキングペンシル。ターゲットはシーバス。

ルアーの内部構造も試行錯誤しながらの制作…。

ウェイトを後から埋め込むか、ワイヤーと共に埋め込むか…。

ルアーを作ってはスイムテスト。

あれが悪い、これが悪い。

でも、これはできるようになった。

そんな日々。

おわりに

様々な有名ビルダーの作り方を参考にしながらも、完全オリジナルでルアーを制作していきます。

次回では、その過程をブログにアップしていきます。

参考になるかは分かりませんが、これから

ハンドメイドルアーに挑戦したい方の手助けになれば幸いです。

次はいよいよ制作開始!

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