みなさんは茨城県にある涸沼(ひぬま)という場所をご存じでしょうか?
涸沼と言えばシーバス釣りが有名ですよね。
巷では「シーバスの聖地」なんて呼ばれているくらいです。
今回は初心者の方にもおすすめな、涸沼のポイントをご紹介します!
※釣りをする際は安全のため、ライフジャケットを必ず着用しましょう。
初心者におすすめのルアーはこちら↓
涸沼について
涸沼(ひぬま)は、茨城県中部に位置してる汽水湖です。
ちなみに汽水湖とは淡水と海水が入り混じる湖沼のこと。
美しい自然であふれており、シーバスだけでなく、シジミやウナギ、ハゼも有名です。
その他にもキャンプ、サイクリングもできるので、釣り以外も楽しむことができます!
涸沼で釣りをする際の注意点
涸沼は人気の釣り場なため、毎年多くのアングラーが訪れます。
釣り人以外にも、キャンプ場を利用する方や、漁師の方、近隣住民の方、サイクリングやバードウオッチングの方々などなど・・・
この素晴らしい釣り場を存続していくためにも、是非マナーある行動をお願いします。
具体的には以下の点です。
・迷惑駐車をしない。(路駐やキャンプ客専用駐車場に駐車するなど)
・ごみを捨てない。
・立ち入り禁止の場所に入らない。
・夜間の話し声に気を付ける。
・キャンプ場では夜間の釣りはしない
・港での釣りは漁師の方が最優先。
長年涸沼で釣りをしてきましたが、釣り人のトラブルで駐車場が閉鎖されたり、立ち入り禁止の場所が増えたりしています。
また、漁師の方の仕掛けに引っかかったルアーで、漁師の方が怪我をしてしまったり・・・。
お互いが気持ちよく過ごせるよう、モラルをもって釣りを楽しんでいきましょう!
涸沼シーバスおすすめポイント!
涸沼にはシーバスが釣れるポイントがたくさんあります。
その中でも、初めて涸沼に釣りに行く方を想定して以下の条件でポイントを紹介します。
- 駐車場がある
- 足場がよい
- 実績がある
※路駐などの迷惑行為はせず、マナーを守って釣りを楽しんでくださいね!
①涸沼自然公園
広い駐車場が釣り場近くにあるだけでなく、岬の辺りは潮通しもよくシーバスが回遊しやいポイントです。
潮が満ちている時は足元の消波ブロック周りもオススメ!
灯台下暗しとはこのこと!
手前にもシーバスは着いていますので、護岸際も狙ってみてください!
※現在、第1駐車場は工事中です(2024年4月現在)
第2駐車場がありますので、そちらに停めてください。
また、ワンドになっている場所はベイト(エサとなる小魚)が溜まりやすく、それを狙ってシーバスが回遊してきます。
朝マズメになると、ワンドに溜まったベイトが沖に出始め、ボイル祭りなんてことも!
足場もよいため、初心者の方にもおすすめの場所です!
②親沢公園
ここも実績が高く、人気のポイントの1つです。
また、町営の無料駐車場があります。
※キャンプ場の駐車場を利用しないようご注意ください。
ここのポイントは上げ潮が効きます。
どこのポイントでもそうですが、潮が動いている時を見計らって釣りに行きましょう。
※キャンプ場を利用されている方が最優先です。迷惑をかけないようご注意ください。
③広浦港
ここは水深があります。
涸沼は全体的に浅い汽水湖ですが、ここのポイントは他と比べて深いです。
特に船の通り道となっている港の入り口付近は他の場所より水深があり絶好のポイント。
朝マズメの時間はトップゲームもおもしろいでしょう。
また、釣り人がいなければ港の護岸際を狙ってみてください。
灯台下暗しとはこのこと!
ついつい遠投しがちですが足元にもシーバスはついています。
人も多く、プレッシャーが高いポイントなのでルアーはナチュラル系がおすすめ!
こだわりがなければ、軽量のジグヘッドワームを使用してみてください。
状況によっては入れ食いなんてことも!
ランカーサイズも出るポイントです。
④広浦公園キャンプ場
先ほどご紹介した広漁港からすぐ近くに位置するキャンプ場です。
駐車場とトイレがあります。
※駐車場は第2駐車場を利用してください。
遠浅の地形で、砂利と砂地が混ざった底地になっています。
駐車場正面から鳥居の先に生えている葦までは比較的浅く、子供でも比較的安全です。
※ただしエイが入っている時がありますので、注意が必要です。
また、葦より先は水深がキャンプ場正面よりありますので、ウェーディングの際は注意しながら立ち込みましょう。
基本的にはシーバスの回遊待ち。
5月位から始まるハクパターンでは、大量のベイトが岸に接岸している場合があります。
シーバスはベイトを岸まで追い詰めて捕食します。
遠浅でついつい立ち込みたくなってしまいますが、ベイトが接岸している際は立ち込まないようにしましょう。
せっかく寄ったベイトを散らしてしまい、余計なプレッシャーをかけてしまいます。
ルアーは飛距離が出るバイブレーションやトップが面白いでしょう。
沖の潮の流れが効いているところが狙い目です。
日によって違いますが、回遊するポイントさえ見つけてしまえばデイゲームでも連続ヒットが期待できます。
⑤網掛公園
ここの魅力は駐車場に自動販売機とトイレが設置してあることです!
家族で釣りにいくなら必須の設備。
安心して家族で釣りができます。
ただし、人気故に釣り人も多いです。
ですが、ポイントも広く、歩けば人混みを避けて釣りをすることもできますよ。
⑥みのわ水鳥公園
新しくできた公園です。
網掛公園のように駐車場とトイレが完備されているのが嬉しいところ。
お子様連れや女性の方にもおすすめ!
子ども向けの遊具がたくさんあります。
ぜひマナーを守って利用しましょう。
砂利駐車場は24時間開放されています。
釣りをする場合はそちらに停めましょう。
涸沼へのエントリーもしやすいです。
ポイントはたくさんあるのですが、まずは地形の変化を狙っていきましょう。
具体的には沖のブレイク狙いがおすすめです。
浅い砂地が広がるエリアですが、ちょっとした変化を探してみてくださいね。
最後に・・・
涸沼は潮位の変化があります。
川を上って海水が涸沼へと流れ込むため、
タイドグラフ(潮位変動)は海と比較して2~3時間ほど遅れるイメージです。
ぜひ潮が動くタイミングをねらってみてください!
シーバス最強ルアーはこちら↓
また、涸沼という素晴らしい場所を守るためにも、モラルある行動やマナーを守って釣りを楽しんでいきましょう!
それでは、またお会いしましょう!
ご覧いただきありがとうございました!
コメント
こんにちは、地元アングラーです。
様々な意見があるかもしれませんが、キャンプ場及び、漁港での釣りについては、十二分に気を使って頂きたいと思っています。
駐車場所について、親沢公園は外側の駐車場のみです。中はキャンプ客専用です。広浦公園は、第一駐車場はキャンプ客専用です。第二駐車場に停めましょう。
キャンプ場での釣りは、黙認されていますが、キャンプ客がいる時は避けましょう。キャンプ場へ苦情が毎年入っています。
過去には、親沢公園に釣り禁止の看板が立ちました。看板は私も見てます。しかし、現在は撤去されています。地元アングラーの掛け合いがあったと聞いています。
漁港での釣りについて、涸沼には小さな漁港が点在していますが、年々ロープが張られて、立ち入り禁止となる場所が増えました。漁港での釣りについても配慮願いたいです。また、立ち入り禁止と書いてある場所での釣りはやめましょう。
ここ数年人が増えた影響もありますが、路駐で警察等を呼ばれているのを何度か見かけております。
涸沼は、民家に非常に近いエリアです。シーバスは夜間の釣りがメインになりますので、十分に配慮して頂きたいです。ほんとに、ここ5年くらいで、釣りができない場所が増えました。良い釣り場を残していくために、宜しくお願い致します。
コメントありがとうございます。
私も同意見です。
涸沼で釣りをする際の注意点を追加で載せさせていただきました。
不足していた情報を補っていただき、ありがとうございます。
微力ではありますが、当ブログを通して涸沼の魅力を発信するとともに、マナーやモラルを呼び掛けて参ります。
今後とも、当ブログをよろしくお願いいたします。