今回はスペインの郷土料理、ニジマスの生ハム巻きをご紹介します。
スペイン語でTrucha con Jamon(トゥルーチャ・コン・ハモン)と呼ばれるこの料理は、スペイン北部のナバラ地方の伝統的な郷土料理です。
ニジマスの腹の中に生ハムを詰めて焼き上げるこの料理は、ジューシーで味わい深く、ふわっと香るハーブが食欲を誘います。
あの「老人と海」で有名な小説家、アーネスト・ヘミングウェイもまた、この地に滞在した際にニジマスの生ハム巻きを堪能したとか。
また、以前放送されたドラマ「着飾る恋」でもニジマスの生ハム巻きが放送され、多くの反響がありました。
調理工程はいたってシンプル。
家庭での調理はもちろん、キャンプ飯としてもオススメです。
今回はレイクユザキで釣ったニジマスを調理しました。
ニジマスの生ハム巻きの作り方
材料
・ニジマス
・フレッシュハーブ(タイムなど)
・生ハム(詰める用2枚&巻く用2枚)
・塩、胡椒
・小麦粉
・オリーブオイル 大さじ1と1/2
ニジマスの下処理
①ニジマスのうろこをとる
金たわしを使って、うろこを逆撫でるようにこすり、うろこを取り除きます。
※包丁でもうろこは取れますが、ニジマスのような細かいうろこは金たわしを使用すると簡単にうろこを取り除けます。
②腸わたとえらを取り除く。
肛門から口元に向かって包丁をいれ、腸わたとえらを取り除きます。
血合いに包丁をいれ流水でよく洗い流し、水気をふき取ります。
③中骨をそぎ取って開きます。
引用:https://boniq.jp/recipe/?post_type=recipe&p=26779
生ハムを詰める
①開いたニジマスに軽く塩、胡椒をふる。
②生ハムをのせ、ハーブを上にのせる。
ニジマスを焼く
開いたニジマスを閉じて生ハムを巻き、小麦粉を軽く表面に振ってカリッとするまで焼く。
※上記の写真は小麦粉を振り忘れました。
オーブンがある人は強火でニジマスを両面焼いた後、180度に熱したオーブンで焼くとさらにおいしく仕上がります。
表面はカリッと中はジューシーな仕上がりに。
ニジマス特有の臭みも生ハムとハーブが消してくれます。
ぜひ、ワインと合わせてご賞味ください。
キャンプで作る際はスキレットで調理するとオシャレですよ。
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